VR(バーチャルリアリティ)が流行している最中、
少数ですがAR(拡張現実)ゲームも出てきていますね。
VRとARの違いは何でしょう?
コンピュータが作り出した空間に飛び込み仮想体験するのがVR、
それに対し、ARは現実世界の上にいろいろな情報を上書きし、
現実世界でのゲーム体験をするのがARです。
SF映画でよくある目の前にディスプレイを表示する感じですね。
コンピュータの世界だけで楽しむVRより一歩進んだ技術といえるでしょう。
今回はそんなARの世界を堪能できるスマホアプリ、Ingress(イングレス)を紹介します。
Ingressってどんなゲーム?
イングレスは、現実世界の上で行う陣取りゲームです。
GoogleマップとGPSを使い、実際にポイントとなる場所まで足を運んで陣取りをします。
プレイヤー(イングレスではエージェントと呼びます)はそれぞれ青か緑の陣営に別れ、
自陣営の領地を争っていきます。
陣取りのポイントとなる場所はポータルと呼ばれ、公園や神社、
お地蔵さんがポータルになっている事が多いですね。
その他にも目立つ看板や、街角にある芸術品なんかもポータルになっていて、
エージェントの的になっています。
スマホでイングレスを開くと、付近の地図の上にところどころ光が集まる場所がります。
そこがポータルと呼ばれるポイントで、3つのポータルを結んだ三角形が陣地となります。
この、現実の地図の上に仮想のモノが存在する世界観が、AR(拡張現実)です。
ポータルが相手に所有されている場合は攻撃して、
自分のモノにしなければ陣取りに使えません。
陣取りにはパズル要素もあり、3つのポータルを結んだ線の内側が陣地となります。
どのポータルを結ぶかで出来る陣地の数も変わり、獲得できる経験値も大きく変わってくるので
結構悩んだりします。
イングレスのここがすごい!
やはりイングレスの面白みは現実世界がゲームになっているということ。
なので、自分の愛着がある自分の街や、決まったポータルを守りたくなってしまいます。
そのためにアイテムを集めたり、防御シールドを貼ったりと、いろいろ立ち回るのが面白い。
基本的に自分の足で歩くゲームなので散歩の口実にもなり、
楽しく運動出来るというのもこのゲームの魅力ですね。
プレイ人数もかなり多いので、その中でランクを上げていったり、
特定のポータルを渡り歩くミッションなど、飽きさせません。
最近ではアクサやローソン、三井銀行などもコラボしていて
特定のポータルでコラボアイテムを入手出来たりします。
今では後発のポケモンGOが有名になっていしまいましたが、
Ingressは充分大人も楽しめるARゲームです。
散策しながら楽しみたいですね!