ゲーム史に残る事件 ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル

寒さ真っ盛りの今日この頃いかがお過ごしでしょうか。ジャンです。

今回はバンダイナムコから発売されたPS3のゲーム、
「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル」を紹介します。

このゲーム、超有名漫画をゲーム化した大作であるとともに、
もはや事件と呼ぶ程の黒歴史なゲームでもあります。

発売は2013年。テレビではあまちゃんや半沢直樹の
『じぇじぇじぇ!』や『倍返しだ!』で盛り上がった年です。

 

 

ファントムブラッド ~未来賞の遺産~

 

当時最新のPS3からジョジョの奇妙な冒険のゲームが発売される、
しかも全ての部から人気キャラが使用可能、という発表に原作ファン達に激震が走りました。
僕もその中の一人でした。

今まで似たようなニュースが画像つきでネタとして
出回っていた事からも原作人気の高さが伺えます。

 

しかし、今回はバンダイナムコからの発表。
それに加え、YouTubeでは「オールスターバトルリーグ」と題したテストプレイ動画が、
ジョジョ芸人ケンドーコバヤシをMCに放送されました。

ゲーム画面の作品再現度は非常に高く、
オールスターバトルリーグが回を重ねると共にどんどん予約が殺到し、
さらには初回予約特典プレイアブルキャラ、『吉良吉影』
バトルリーグの放送もあって予約だけで50万本を達成しました。
この時点で未来賞という賞を受賞します。

そりゃ使用キャラに穴開けたくないから予約しますよ。

 

 

課金潮流

 

そして「ジョジョの奇妙な冒険オールスターバトル」は
発売日と同時に予約分の50万本を売り切りました。

しかしそこで大不評を買います。
その理由はゲームモードの一つ、「キャンペーンモード」の存在です。

どんなモードかと言いますと、
ソシャゲよろしく時間で回復するエネルギーを消費してプレイしていくスタイルで、
ランダムで出現するボスを倒せば隠し衣装や挑発を獲得できるというもの。
20分に1増えるするエネルギーを回復するには課金アイテムもありました。

これが大不評を買いまして、

『バンナムは金以外にも時間まで奪うのか』『フルプライスの上さらに金をとる』

など、辛辣なレビューが続々とつきました。

登場キャラクター・スピードワゴンの、

「このモードは、エネルギーが溜まってる分だけ無料で遊べちまうんだ!」

という台詞は忘れることができません。

 

更にリサリサ、フーゴ、等の人気キャラクターが
別売りのダウンロードコンテンツ(1体600円)が発売され、
酷評に拍車をかけます。

フルプライスで買ったのに更に金を払わないと完全にならない
バンナムのシステムが大いに叩かれ、アマゾンでは値崩れし、
初週50万本を売ったこのソフトは次週では5万本しか売れない
というもはや事件の様な事態になりました。

 

 

今ではこの「ジョジョな奇妙な冒険 オールスターバトル」は中古屋で底値で売られています。
このゲームの値段を見ればその店の最安値が分かるという便利なソフトとなってしまいました。

株主総会でも叩かれたバンナムは、このソフトの続編「アイズオブヘブン」では
一切有料ダウンロードコンテンツを作っていません。

合掌。