オラオラオラオラーー!裁くのは俺のスタンドだァーーーッ!!
こんにちは、ジョジョ大好きのジャンです。
ジャンプで長期に渡って連載されているジョジョの奇妙な冒険は、
その人気と連載の長さからいろいろとゲームにされています。
スーパーファミコンのRPGゲームを皮切りに、
アーケードからプレステ1とドリームキャストに移植された3部格ゲー、
プレステ2では第1部、第5部をアクションゲームとして発売されました。
その次にプレステ3で発売された全編のキャラが参戦する格闘ゲーム、
オールスターバトルも発売されました。
プレステ3のオールスターバトルは発売前に未来賞という賞を獲りましたが、
キャラクターをダウンロードコンテンツとして追加購入しなければならなかったり、
ソーシャルゲームの様に行動力がたまるまで待たなければならなかったりなどの
システムで大ブーイングを受けました…。
その後もプレステ3、4で発売された各部のキャラでコンビを組んで戦う
対戦アクションゲーム、アイズオブヘブンはなかなか人気が出ているようです。
今回はこれら数あるジョジョゲーの中から2作目、カプコンから発売された
第3部の対戦格闘ゲームを紹介します。タイトルはズバリ、『ジョジョの奇妙な冒険』。
格ゲーの雄、カプコンによって眠りから目覚めたジョジョゲー
あまりにも評価が低かったスーパーファミコン版のRPGから5年……
格闘ゲーム、ジョジョの奇妙な冒険が最初に舞い降りたのは
世紀末も間近な1998年のゲームセンターでした。
ストーリーはジョジョの中でも人気の高い3部。
しかも格ゲーの名家カプコンからの発表で、ファンは色めき立ちました。
特殊能力スタンドを駆使して戦うという、格闘ゲームとしては当時異色なものでしたが
さすがはカプコン、見事にスタンドバトルを対戦格闘ゲームにしてくれました。
プレイヤーはスタンドを出したり、本体のみで戦って対戦しますが、
スタンド使用時と本体時では技が変化したりと細かな工夫がたくさんされています。
黄金の魂を引き継いだゲーム
このゲームのスゴイところは、ジョジョファンをうならせる細かな演出にあります。
アブドゥルがスタンドで投げれば「ゴッ!バオンッ!!」という
原作そのままの描き文字が画面に踊り、ジョセフの『相手の言動を先読みするという特技』も
挑発でそのまま再現されるなど、原作ファンがニヤリ!とさせられる演出が数多く織り込まれました。
中でも必殺技どうしがぶつかった時に発生する『ラッシュの速さ比べ』は、
オラオラと無駄無駄がぶつかる名場面を派手に再現し、
かなり見応えのあるものでした。
アーケードのバージョンアップ版、『未来への遺産』はドリームキャストに移植されましたが、
プレステ1版では、アーケードに登場しなかった全てのスタンド使いを出したオリジナルの
『スーパーストーリーモード』が追加され、中古でプレミア価格がつく程の人気となりました。
現在でもドリームキャストで発売された『未来への遺産』はPSNでダウンロード専用ではありますが発売しております。