ファミコンが発売されてから30数年、ゲームは日進月歩進化し続けて来ました。
それを時代とともに振り返ってみます。ファミコンが発売された80年代は、
筆者の僕がまだ充分にゲームをできる年齢でなかったので
ちょっと飛ばしてバブル崩壊、スーファミ、格ゲーブームなど、
激動の90年代から振り返ってみます!
1990年代前半、それはバブルまっただ中、日本が浮かれていた時代。
街には小室ファミリーの曲が流れ、ディスコのお立ち台ではボディコンギャルが踊り狂い、
ドラクエⅣの発売日には恒例の行列ができていた1990年、
スーパーファミコンが発売されました。
当時既にファミコンが大ヒットし、家庭用ゲーム機として初めて定着していました。
同じニンテンドーから発売された後続機がスーパーファミコンです。
当時はPCエンジンというライバル機も存在していましたが、
ファミコンの影響や、ドラクエ、ファイナルファンタジーなどの
超人気シリーズがプレイできるスーパーファミコンが圧倒的に売れていました。
CMには三波春夫が起用され、
こぉんにっちわぁ~~ こぉんにっちわぁ~~ すぅっぱぁ~ ふぁみっこん~~♪
のCMが連日流れまくり、今でも耳に残っている方も多いハズ。
当時小学生だった僕は、
連日兄の部屋に忍び込んでPCエンジンをこっそりプレイしていましたが、
この時ばかりはスーファミを買った友達の家に押しかけ
当時の次世代ゲームをプレイさせてもらっていました。
スーパーファミコンをプレイした当時の僕に一番の衝撃だったのは、
実際のオーケーストラが奏でているようなゼルダの伝説のBGMでした。
ゼルダの伝説といえばCMも話題になり、出る出る 出る出る ついに出る~~♪
というラップを覚えてる方も多いハズ。
ちなみに歌っているのは「今夜はブギー・バック」でヒットしたスチャダラパーです。
後に格ゲーブームの火付け役、ストリートファイターⅡも発売され、
スーパーファミコンのヒットは盤石のものとなっていきます。
ストⅡは既にPCエンジンでも発売されていましたが、
PCエンジンのコントローラーのボタンは十字キーとセレクト・スタートボタン、
それにボタン2つ。つまりファミコンと同じボタン数でした。
ストⅡをやるには明らかにボタンが足りていませんでした。
それ用のコントローラーも売られていましたがあまり浸透していませんでした。
そのコントローラーでどうやってストⅡをやっていたかというと、
RUNボタン(今で言うスタートボタン)で弱攻撃、Ⅰボタンで中攻撃、Ⅱボタンで強攻撃で、
パンチとキックをセレクトボタンで切り替えるというかなり強引なものでした。
昇竜拳コマンドすらできなかった僕には相当難しい操作だったことをしみじみと思い出します。
この期90年代前半はスーパーファミコン爆進の時代になっていきますが、
それの話はまた改めて!!